バド★ラビ
この学校の廊下は凄く広い。いや、長い。
それを25周ったら…考えただけで死にそうになる。
「みんな部活終わってもなかなか帰んないんだね…」
と心で思ってたことを声に出した。
「そりゃ今日は特別なんじゃない?新人さんが入ったんだから先輩も含めて自己紹介だな」
『ねー!』
と恵美と朋美は顔を合わせた。
そんな二人に連れられ、私は皆の所に到着した。
「おー二人共連れてきてくれたか!それじゃ!恒例のやつ行きますか!」
と、元気のいい男の先輩。
その声がかかると部員たちはゾロゾロと体育館を出て行く。
は?
あの…自己紹介じゃなかったの?ねぇ…