ペットショップ MARIMO
Ⅷ:ペットショップMARIMO
††††††
「だーかーらー。配線とかかじっちゃ駄目だってば」
葉瑠はいつものように仕事をしている。
「じゃあ、散歩するように手紙置いてくから。それでいいでしょ?」
葉瑠はあの日、さちの記憶を移してもらうようにお願いした。
「でも、この近所、犬が多いから気を付けてよ?」
だが、あまりに短すぎて、残せる記憶が無いと言われた。
「だーかーらー。配線とかかじっちゃ駄目だってば」
葉瑠はいつものように仕事をしている。
「じゃあ、散歩するように手紙置いてくから。それでいいでしょ?」
葉瑠はあの日、さちの記憶を移してもらうようにお願いした。
「でも、この近所、犬が多いから気を付けてよ?」
だが、あまりに短すぎて、残せる記憶が無いと言われた。