ペットショップ MARIMO

葉瑠は、自分が怪訝な表情をしていることに気づく。

かなりの不信感を感じるポスターだが、中身は普通のアルバイト募集ポスターだった。

『今日からあなたもペット屋さん』

上を見上げて看板を覗くと、

『ペットショップ MARIMO』

と書いてある。

『ペットショップなのに、まりも…?』

不信感たっぷりだが、好奇心がそうさせるのか、躊躇いもなく自動ドアの前に立った。

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