ペットショップ MARIMO

まだ少し潤んだ目で真珠を見つめ、お願いする。

「わかりましたわ。あたくしも、少しダイエットしないとなりませんので」

無事に説得終了。
MARIMOのカードをゲージのそばに置いて、この家を後にしたが、葉瑠の表情は曇っていた。

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店に戻ると、待っていたかのように、カジが動き出した。

「今日はもう、仕事は無いけど、明日から、もう一匹一緒に行動するにゃ」

とりあえず帰って寝たいと思っていた葉瑠だが、顔だけは会わせることにした。

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