今宵の月は美しい【完】
「そ、そうだよね…」

「心配しないで、大丈夫。
ここに住んでたおかげで、貯金も出来たしね。
ここの家賃、教えてあげようか。
なんと!…」

!?

いや、驚きました。
それは貯金出来ますね。

いよいよここは以前、変死やらなにかあった場所に違いないと決定しました。



驚いたら、気持ち悪くなってきた。

夕飯のパンも食べられなかったしな…。

「ちょっと、トイレ…」

「大丈夫?」

うん、と言って立ち上がり、私はトイレに入りました。

っていうか、この感じ。

うーん、まさかね!




そのまさかでした。

「……」

中鉢、仕事辞めて来たって言ってたな?

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