虹を教えてくれた君
「あ…ありがとう!!」



光が満面な笑顔で喜んでくれた。



それを見るだけで俺の心は癒やされる。



「光ちゃん!」



後ろから俺のクラスの男子が声をかけた。



「あ、あのさ…話があるんだ!」


その男子は顔が真っ赤だった。



「えっ…でも…」



光は困った顔で俺のほうを見た。



俺に気ぃ使ってんのかな?



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