虹を教えてくれた君
それが本当に嬉しかった。



窓の外はいつの間にか雨が止んでいて大きな、綺麗な虹がかかっていた。オレンジ色の太陽の光が輝いている。



光の言う通りだ。


『虹は幸せの証』


俺は今、すごく幸せだ。




俺は笑って光の頭を撫でた。




「ねぇ、蒼ちゃん。明日からは毎日、私の家で晩ご飯食べようよ!」



光はニコッと笑った。


< 32 / 36 >

この作品をシェア

pagetop