総司VS総司
じ
「マジで同い年か総?」
「そうだよ?」
「既婚者だったのね総司さん…」
又々、総司さんの機嫌が良くなくなった。
「イクツん時の子だよ!!」
「内緒ですよ♪」
「パパ、ヤキモチ妬きすぎだよ」
確かに。
「ばっ!!違う!!」
あれまっ、顔が真っ赤だよ。
そんな時だった。
「お待たせ総司、はなちゃん♪」
あっ!
「あれっ?総っちが居る。知り合い?」
「先輩…ご無沙汰してます。ウチの家内と娘です♪」
「「初めまして♪」」
「初めまして、響です。ウチも家内と息子です」
「初めまして」
「可愛いね♪年イクツ?」
総花ちゃんが拳骨を喰らわせてた。
「ほっっっんと親子だわ。私の友達の桐生寧々ちゃんだから。手ぇだしたら今度こそ別れるから」
「無理」
矛盾してんな。
「別れろよ、女好きにいいやつはいねぇよ」
「総君がソレを言えるの?」
「俺は女好きじゃない。女好きはキョンだろ?」
「俺はもぅカズ一筋だから」
昔は女好きだったんだ先輩。