総司VS総司


と、今度はレストランの入り口がザワザワしてた。


「おっ、来た来た♪この前ドラマで共演してね仲良くなったんだ♪」


あれは!?


「居た居た♪咲さん、お待たせしてすいません…あれ〜?総司君だぁ総司君もお呼ばれ?」



「「ゲットの楓!!」」


女子高生2人組が声を揃えた。



「今晩は〜♪楓です」



営業スマイル炸裂だ。



「「彼女付きだぁ」ショック」


寧々?そんなにファンだったっけ?


「あっ…娘の歌恋です。一応、同じ学校です。高1です♪」



「「「「「「娘〜!!」」」」」」



僕は知ってた。
偶々財布を拾った時に写真が落っこちて、真相を聞かされた。



皆苦労してきたって言ってた。



「じゃぁ、今日は総司の娘の…何ちゃん?」


「寧々です」



「寧々ちゃんの誕生日パーティーやるかぁ♪」


ホテルのスイートを借りて仕切り直し。
大人陣は酒を鱈腹飲んで潰れた。


こども4人は恋愛話に華を咲かせ盛り上がっていた。















次の日












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