総司VS総司
「名前の事で笑わないで下さいね?そのせいで、オジャンになったプレゼンいくつもあるみたいなんで…着きましたね。すいません私の仕事なのに…」
「大丈夫ですよ♪蕪木さんは帰ってから始末書ですから。今の内寛いでいて下さい♪」
可哀想だな。社長とワンツーマンで書かせられる始末書は切腹を言い渡されるに近い恐怖があるんだよな…。
「そんなに…?」
「はいっ♪明日が楽しみだ♪」
「酷い」
受付を済ませ社長室へ
「失礼します」
「やぁ♪この度は我が沖田コンツェルンのイメージモデルを受けていただき光栄です。この会社の取締をしてる沖田総司です」
「初めまして、総司です。名前まで同じって奇遇ですね♪ココだけの話、僕も旧姓が沖田だったんですよ」
「ほぉ〜、では今は?」
「桐生総司です。宜しくお願いします」
幸先は良さそう?
何て思ってたら…。
「総司さん!!トップシークレットですよソレ」
何が?
「おやっ!!じゃぁ聞かなかった事にしときますよ」