虹を好きになったあなた
私には、ちゃんと好きな人がいる。



その人は・・・



「わぁ~、虹だ!」



家の帰り道、空を見上げると大きな虹が広がっていた。



そうすると前に私の好きな人の姿が見えた。



その人も虹を見上げていた。



「綺麗だよね!虹!」



私は後ろから声をかけた。



「光…」



その人は私のほうを見て名前を呼んでくれた。



たったそれだけで嬉しくなる私は単純なのかな?



「今、学校の帰り?蒼(ソウ)ちゃん」



私の好きな人は幼なじみの雨水 蒼空(アメミズ ソラ)。



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