【よるの会】ふぃよるどの宿題帳
「お待たせいたしました。こちらへどうぞ!」
ようやく俺の出番、よし!
「一年分の時間が欲しい、誰にも俺に干渉できないタイプのやつがいい。」
突然のことに周囲は驚いているが、そんなことどうでもいい。
「えっと…お客様?恐れいりますが、代金はお持ちですか?」
やはり来るか…
持っていたカバンを置き、中身を少し見せる
「余裕で払えるはずだ。問題あるか?」
「い、いえ…。でしたら。」
簡単なパンフレットを取り出す。
「では…この『長期空間維持』プランになります。説明を…」
「いや、いらない。一年間誰にも干渉されず、過ごせるんだな?」
「はい、逆にこちらからも干渉できず、活動空間が限定されますが…?」
「どれくらいだ?」
「大体10畳程度かと…」
「分かった、それでいい。すぐ契約する。」
「は、はい…。一年…365日計算で
3153,6000円となります。」
カバンから札束をいくつも出し、支払いを終える。
従業員全員に頭を下げられ、俺は急いで家に戻った。
「よっしゃーっ!勝ったぁーっ!ざまぁ~みろぉ~!」
狭い部屋の中、俺は一人、勝利の雄叫びを挙げた。
そして、気楽に一年を過ごすのだった。
ようやく俺の出番、よし!
「一年分の時間が欲しい、誰にも俺に干渉できないタイプのやつがいい。」
突然のことに周囲は驚いているが、そんなことどうでもいい。
「えっと…お客様?恐れいりますが、代金はお持ちですか?」
やはり来るか…
持っていたカバンを置き、中身を少し見せる
「余裕で払えるはずだ。問題あるか?」
「い、いえ…。でしたら。」
簡単なパンフレットを取り出す。
「では…この『長期空間維持』プランになります。説明を…」
「いや、いらない。一年間誰にも干渉されず、過ごせるんだな?」
「はい、逆にこちらからも干渉できず、活動空間が限定されますが…?」
「どれくらいだ?」
「大体10畳程度かと…」
「分かった、それでいい。すぐ契約する。」
「は、はい…。一年…365日計算で
3153,6000円となります。」
カバンから札束をいくつも出し、支払いを終える。
従業員全員に頭を下げられ、俺は急いで家に戻った。
「よっしゃーっ!勝ったぁーっ!ざまぁ~みろぉ~!」
狭い部屋の中、俺は一人、勝利の雄叫びを挙げた。
そして、気楽に一年を過ごすのだった。