俺様ウザい奴との言い合い
『のん~おはよ』
この子は私の中学からの親友、同じクラスでもある棚田由衣。
ちなみにのんってゆうのは私のあだ名。
『おはよ!ねぇ由衣…』
『なんだよ~』
『彼氏ほしいよ!』
『私もだ!…って…』
『?』
『のんは彼氏いるでしょうが』
『え?いないよ?』
『神崎が彼氏でしょ!』
なんて言ってニヤニヤしながら肘でつついてくる。
『は~!?なんでアイツが私の彼氏!?』
意味わかんない!
なんでアイツが!
『朝からうっせーな。俺だってお前の彼氏なんか死んでもごめんだねー』
突然神崎が出てくる。
『神崎!だいたい付き合ってるなんていつ言った!?私は他にイケメンゲットすんの!』
『お前にそんなの無理無理。無駄な抵抗はやめとけ。』
『ムカつく!』
『はいはい言い合いはそこまで!じゃあのん、行くよ!』
私達はまた言い合いが始まっていた。