俺様ウザい奴との言い合い
『…あの~』
その時はちょうど高校2年生に進級して、一番最初の掃除の時間だった。
『あ?』
『ただ座ってるだけじゃなくて、掃除ちゃんとやってくれないですかね…?』
私は、皆一生懸命掃除をしてるのに一人だけ…神崎だけが掃除をしないでサボってたから声をかけた…が…。
『掃除してるじゃん。ほら。』
そういって、近くにあった葉っぱをとって私に見せてきた。
え?それがゴミ?
もっと空き缶とかひろいなさいよ。
そしてしまいには…
『だいたい掃除にうるさすぎじゃね?掃除のおばさんかよ』
かっちーん。
私は怒りが収まらずにいた。
うるさすぎ?
いやまだ1回しか言ってないですけど?
掃除のおばさん?
いやいやまだ若々しい高校2年生ですが?
頭にきたよ
『ウザ!サボってないで!ちゃんと掃除やってくれるかな!?』
『口出しすんなよババア。これでもちゃんとやってんだよ。目がないのか。馬鹿だな!』