ヒミツの園にご案内★


「うっわ・・・なんだコレ」


思わず見上げる先には、豪華な校舎。


前にいた高校は、なかなかボロだった。


開いた口が閉まらない。


「深谷さん?大丈夫?」


前を歩いていた先生に呼ばれ、やっと我に戻った。


「す、すいません」


「慣れないことだらけだと思うけど、頑張ってね」


「はい!」


優しい女の先生の笑顔に、涙が出そうになるくらい感動する。


そして


新しいクラスの扉の前に立つ。





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