ダーリンは俺様王子。
中に入った 私は絶句した!
目の前に広がる嘘のような光景!
私は昼間の千秋ちゃんみたいに口をパクパクしていた。
そう…私の目の前に広がる光景!それは…
私の荷物と、壁にかかった制服と、部屋の真ん中にドン!?と置かれた置き手紙。
『蘭へ…
急に、こんな形で蘭と会えなくなるのは寂しいです…パパの会社が潰れてから、蘭には迷惑ばかりかけてしまって、パパやママたちは新しい仕事を探すため旅にでます。探さないでね…
蘭の事はおばちゃんに任せてあるから、今日からお世話になって下さい。パパたちより』
「娘ひとり残して夜逃げする親がどこにいるぅ~!!!!」