ダーリンは俺様王子。
愛を込めましょう
☆蘭side☆
無理矢理…車に乗せられた私に優しく話しを聞いてくれる神崎さん。
「家で良かったら…」
なんて言ってくれるし、でも迷惑かけられないから、私は神崎さんの誘いを断った。
ウチの親が私を置いて、夜逃げさえしなければ…
あぁ…また、泣けてきちゃう。
私って…なんて不幸な子なの…
なんて…悲しみにふけっていたら隣に座ってた
あの…感じの悪い男の子
八女 樹が俺の家に来いだって…
絶対にお断り!
死んでも行くもんか…
って心の中で絶叫したけど、私がつけたアイスのせいで撮影に使うはずだった服がダメになり…
しかも、買い取りになってしまったらしい…