君と〜クリスマス・イヴ〜
20時を過ぎた後には、誰も居なくなった…。

「静かですね…」
ポツリと呟く。

「そうだね…」
それ以上、何も言わなくなったマスターを見つめて、私は口を開いた。


「優希に此処を教えて貰わなかったら、私は気づかないままだったのかも知れませんね」

私は目を閉じて、昔を思い出していた…。


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