君と〜クリスマス・イヴ〜
「もう、何なのよー」

私にぶつかって来た男性は、何やらブツブツと独り言を呟いている。

気持ち悪い男に引っ掛かってしまったと、私は内心思っていた。



しばらく、引っ張られて向かった先は…喫茶店。

「あの…此処…喫茶店…」

ガチャン…と、勢い良くドアを開けると、大きな声で、「麻由美さん!着替え何かない!?」


血相変えて男性は答えたのだった…
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