君と歩く未来
夏姫は固まっていた。
「ごめん。でも、ほんとに何もしてくれなくていいから」
柊は言った。
「柊は・・・・柊は逃げてるだけだよ」
夏姫は呟いた。
「柊は自分からも未来ちゃんからも逃げてるだけだよ」
夏姫は叫んだ。
「逃げてる?」
「そんなの柊らしくないよ」
夏姫は言った。



柊に分かってほしいんだ。
私の気持ちを




分かってほしいだけなんだ





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