君と歩く未来
高校三年生になり、新しいクラス、新しい仲間。すべてが新鮮だった。今までと違うと言えば、高校三年になり、みんなが進路について考え始めたこと。このころの私には、夢なんてなかった。
「夏姫(ナツキ)~、進路のやつ出した?」
声をかけてきたのは、親友の吉野華菜(ヨシノカナ)。紹介遅れました、私は柚未夏姫(ユズミナツキ)。
「まだ、出してない。だって決まってないもん」
夏姫は言った。
「そっか。夏姫、夢ないんだもんね」
華菜は言った。そう、私には夢がない。だから、大学や専門学校に行っても意味がない。
「だから、一様、就職にするつもり」
「就職か。私は、短大にしようかなぁって思ってる」
「そっか。華菜、保育士になる夢あるもんね。頑張って」
華菜には、ちゃんと夢がある。
夢がないのは、私だけかな
「夏姫(ナツキ)~、進路のやつ出した?」
声をかけてきたのは、親友の吉野華菜(ヨシノカナ)。紹介遅れました、私は柚未夏姫(ユズミナツキ)。
「まだ、出してない。だって決まってないもん」
夏姫は言った。
「そっか。夏姫、夢ないんだもんね」
華菜は言った。そう、私には夢がない。だから、大学や専門学校に行っても意味がない。
「だから、一様、就職にするつもり」
「就職か。私は、短大にしようかなぁって思ってる」
「そっか。華菜、保育士になる夢あるもんね。頑張って」
華菜には、ちゃんと夢がある。
夢がないのは、私だけかな