君と歩く未来
あっという間に時間は過ぎていった。





そして、今日は卒業式



楽しかった思い出や辛かった思い出を胸に私は、新たな一歩を踏み出す




「夏姫~、写真撮ろう」
華菜の目は、少し真っ赤になっていた。
「目真っ赤だよ。泣いてたの?」
夏姫は笑った。
「当たり前でしょ。夏姫は悲しくないわけ?」
華菜は言った。
「式の時泣いたから、もう涙出ないの」
夏姫は言った。
「何よそれ」
二人で笑い合った。そして、二人でよく話した屋上で写真を撮った。





これからも、ずーと友達でいよーねって





最高の笑顔で写真を撮った。



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