彼。
「じゃあ、席戻るね、」








「うん」















5時間目
やっと授業終わった。











でも、ずっとぼーっとしていた。




わたしは



なんか
つかれて、机に伏せた。









「なほ…」






「んっ?……」




と顔をあげると



前の席にはじめちゃんが座ってた。






「?どうしたの、はじめちゃん」






「なんでもないけど…」







来てくれて

「なんか、うれしい…」






笑みが…






「にやけるな、きもい」







「彼女にきもいとか、ひどっ」






ジッ…ー






「な、なに?」













「なんかあった?」











えっ?




















「元気ないなと、おもって」















「そんなことないよ…」

















わたしはそんな些細なことを気にかけてくれる












はじめちゃんのそういうところが
















すごくすき。
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