愛のカタチ
───────………そして、あたしの家。
皆で机を囲うようにして座る。
直『よしっ、じゃぁ今日は俊也の誕生日会ってことで!!かんぱーい♪』
「「「かんぱーい!!」」」
ビールを飲む。ん〜!!最高〜♪
直哉くん並にテンション上がってきたかも。
しばらく飲んでから直哉くんが、
『じゃぁ、俺と佑実からプレゼントな、はい。』
直哉くんがプレゼントを渡した。
『別に、良かったのに。悪いな、サンキュ。』
そう言って俊也くんはプレゼントをあけはじめた。中身は手帳カバーだった。
今度はあたしの番。
「俊也くん、これあたしから。はい。」
プレゼントを渡す。
俊也くんは笑って、
『ありがとな。』
って言ってくれた。キーケースを見て、使わせてもらうなとも言ってた。
それからは皆で飲みまくった。
あたしはビール缶4本と酎ハイ缶を3本にワインを少し。皆はあたし以上飲んでる。でも全然まだいけそう。
でも、あたしはさすがに限界。
佑実に、
『紀衣、水飲んだほうがいいよ。』
と言われたので、従うことにした。