結婚恋愛
美世の鋭い視線に、秘書たちは固まる
「い、いいじゃないですか!麻生さん、とっても綺麗ですよ~」
「ありがとう。着替えるわ」
「だ、ダメですよ!モデルに負けちゃいますよっ?」
秘書の言葉に、美世の眉間に更にシワが寄る
「負ける?モデルに?・・・そういうことね。社長のバカみたいな計画に貴女たちが乗ったのは、私がモデルと並んで見劣りしないため?」
「・・・・・・・・・すみません」
謝る秘書たちに、美世はゆっくり肩を落とす