結婚恋愛


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

(さ、さすがに苦しい・・・ッ)


見つめられて、美世は緊張からか汗が背筋を伝う


「いいよ」

「よ、良かった・・・」


彬が起き上がり、美世は安堵の息をつく


(このまま、バスルームで時間を稼いで・・・)

「30分たっても出てこなかったら、迎えに行くからね?」

「・・・・・・・・・・・・・・・はい」


心を見透かされた

そんな気分で、美世は唯一の安全地帯へと逃げ込んだのだった


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