結婚恋愛


美世の言葉を聞いて、麗香は焼酎ロックを一気に飲み干す


(ロックの焼酎・・・意外と男前?)

「いらないわ、あなたの名刺なんて?」


麗香が名刺をカウンターに叩きつける


「モデル、降りないもの」

「そうですか。ありがとうございます」

「ムカつく女ね。分かってました、っていうその顔、ひっぱたきたくなるわ」


マスターに焼酎のお代わりを要求して、麗香は美世を睨み付ける


「社長は、貴女は自分で気づいていないだけで、ちゃんと自分の仕事に誇りを持っていると仰っていました」


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