結婚恋愛


「俺のプライベートに興味がないみたいで、傷ついたよ」


言葉と表情が合わさっていない


「私は、社長の婚約者という立場ではありますが、社長に女としての気持ちがあるわけではありません。社長が今夜、誰と会おうとも・・・・・・ッ」


美世が淡々と答えていると、彬が美世の顎を掴んで無理矢理自分の方へと向ける


「社長・・・ッ?」

「冷静沈着な鉄の女を乱したいと思うのは、俺だけなのかな?」


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