結婚恋愛


「どうかしましたか?」

「・・・・・・綺麗だね」


ひどく真面目な声で、真面目に褒められた

そういう彬に慣れていないからか、美世は戸惑ってしまう


「あ、あの・・・?」

「ありがとう・・・」


美世の頬に優しいキスをして、彬はゆっくり部屋を出た


「え・・・?・・・え?!」


困惑しながら、美世は彬の後を追いかけた




「では・・・誓いのキスを」


ベールを彬が上げると、美世が顔を上げる


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