結婚恋愛


名前を呼んでも、彬はやめてくれない

深くなる口づけに、美世は涙目になる


「ここじゃ嫌・・・?」


激しい口づけとは裏腹に、彬の声は優しかった


涙目になりながら、美世は小さく頷く

それを確かめたあと、彬が軽々と美世を抱き上げた


「ん・・・ッ」


ベッドに寝かされて、彬が首筋や耳、鎖骨に優しいキスを落としていく

キスされた箇所に熱が集中するのが分かって、美世は恥ずかしさで死んでしまいそうな気分だった


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