結婚恋愛


朝早く、美世は寒くて手探りで温もりを求める


「・・・あった、かい・・・」


温もりを見つけて、美世はすり寄る


「・・・・・・・・・ん?」


ふと、温もりから甘い香りがすることに気づいた

うっすらと目を開けると、真っ白いシャツが見えた


「・・・・・・社長・・・?」


意識がはっきりしてくると、温もりの正体に気づいた

眠っていた美世とは違い、彬は既に起きていた


「朝から積極的だね」


< 273 / 706 >

この作品をシェア

pagetop