結婚恋愛


ニコッ、と笑う彬に、美世は顔が真っ赤になったかと思うと、みるみる青ざめていく


「う・・・あ・・・・・・」


美世は彬からちょっとずつ離れて、ベッドから降りる


「・・・キャア!!」


ベッドから降りる手前で、美世は自分が服を着ていないことに気づいた

慌ててシーツを引っ張り、体を隠す


「あ、あの・・・・・・ッ」

「可愛かったよ」

「ッ────!!!」


もう、恥ずかしいのかどうかさえ分からないまま、美世はシャワールームに逃げ込んだ


< 274 / 706 >

この作品をシェア

pagetop