結婚恋愛


あくびをしながら、立ち上がる


「・・・ん?これ、美世ちゃんの・・・」


立ち上がった瞬間、かけてあったショールが床に落ちた

拾い上げて、彬はキッチンへと視線を向ける


「起きたんですか?珍しいですね」


エプソンを付けた美世が微笑む


「何してんの・・・?」

「何って、朝ごはん作ってるんです。食べますか?和食ですけど」

「あ・・・うん」


断る理由もないので、彬は素直に頷く


< 326 / 706 >

この作品をシェア

pagetop