結婚恋愛


驚いているように見えないのは、美世の気のせいだろうか?


「意外、かしら?」

「いえ、お姉さんは綺麗ですから、あの社長さんが惚れるのも分かります」

「惚れる・・・」


夕陽の言葉に、若干引っかかる美世


「僕もお姉さんに惚れてしまいそうだし」

「あ、ありがとう」


やっぱり苦手だと、再確認


「年下は嫌いですか?」

「は?」


夕陽の顔が、美世に迫る

美世が動けずにいると、夕陽は更に歩み寄る


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