結婚恋愛
「滝丘くんに膝枕してればいいだけだから。顔も出ないし」
ポーズを決める必要はないので、最低素人でもどうにかなる
美世はそう思うことにした
「そう言えば、私に渡すものがあったんじゃなかったの?あと、お母さんからの伝言」
「あぁ・・・たまには家に寄りなさい、だって。渡すはずだったお祖父ちゃんの豆腐は・・・」
「豆腐は?」
美世が手を差し出す
「いろいろあって・・・その・・・食べられて、しまった・・・?」