結婚恋愛


甘ったるい香りの原因を知った美世は、チョコレートを枕元に置いて、ベッドを降りようとする


「キャッ・・・!」


寝ていると思っていた彬が、ベッドを降りようとする美世の腰を掴んで引き寄せた


「どこ行くの・・・?」

「手にチョコがついたので、洗いに・・・」


ベッドにチョコレートがつかないように、美世はチョコレートがついた手を上げたまま


「あぁ、ホントだ・・・」

「やだ・・・ッ」


美世の手を捕まえて、彬が手についたチョコレートを舐めとる


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