結婚恋愛


コップに注いだ水を飲んで、美世は髪を結っていた髪紐をほどく


「あ・・・クリーニング」


思い出して、美世は彬の眠る寝室に向かう


(これと、これ・・・)


クリーニングに出さないといけなかったのに、忘れてしまっていた


「・・・ん・・・・・・?」


眠っている彬が、小さな声を漏らした


「起きた・・・?」


恐る恐る顔を覗き込んで、美世は彬が起きたかどうか確かめる

聞こえてくるのは安らかな寝息


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