結婚恋愛


強く答える美世に、川東常務が若干押される

しかし、すぐに立て直す


「それは、君が社長の妻という事も関係しているのではないのかね?」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「この問題によって、社長解任の会議が開くよう私が手配している。社長夫人という立場は、失いたくないだろう?」


────バンッ


川東常務の発言を聞いた瞬間、彬が力強くデスクを叩いた


「川東常務、彼女は秘書だ。私的な感情を持って、仕事に取り組んではいない」


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