結婚恋愛


「麻生くんは?」

「この問題に、彼女は関わらせない。今回の問題は、彼女に迷惑がかかるから」

「・・・そうか」


聞きたいことだけ聞くと、卓巳は満足したのか気を抜く

会長としての威圧がなくなる


「麻生くんは、呆れてたか?」

「どうだろう?でも、もしもの場合は・・・考えてるよ」

「・・・・・・・・・・・・??」

「彼女に迷惑をかけないよう、配慮するつもりだよ」

「はっきり言ったらどうだ?離婚する、と」


歯に衣着せぬ父の言葉に、彬は苦笑する


< 470 / 706 >

この作品をシェア

pagetop