結婚恋愛
「麻生くんは?」
「この問題に、彼女は関わらせない。今回の問題は、彼女に迷惑がかかるから」
「・・・そうか」
聞きたいことだけ聞くと、卓巳は満足したのか気を抜く
会長としての威圧がなくなる
「麻生くんは、呆れてたか?」
「どうだろう?でも、もしもの場合は・・・考えてるよ」
「・・・・・・・・・・・・??」
「彼女に迷惑をかけないよう、配慮するつもりだよ」
「はっきり言ったらどうだ?離婚する、と」
歯に衣着せぬ父の言葉に、彬は苦笑する