結婚恋愛
何かに気づいた美世に、佐野が頷く
「企画案の福袋と、内容が全く同じなんです!」
「え?どういうこと?偶然??」
加藤の混乱に、佐野がチョップして止める
「全く同じなんてあり得ない。企画案の書類やデータを見たのは、社員だと思ってたけど・・・」
「外の人間の可能性も、否定できなくなってきたな」
「社長!」
いきなり聞こえてきた男の声に、全員驚きの声をあげる
「お出かけですか?」
「うん。美世ちゃんはお留守番でよろしく」