結婚恋愛


けれど、これも仕事の内だ

会社に戻ったら、胃薬を飲もう

すぐに飲もう






「で、結婚の話なんだけど・・・」


個室で向かい合い、食事をしていると、彬が話さなくても良いことを話し出した


「お断りしたはずですが?」

「そう簡単に諦めるわけないだろ?やっぱり、ちゃんとプロポーズした方が良かったのかな?」


そういう問題ではない

口の中にトマトのパスタを押し込みながら、美世は心の中で呟いた


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