結婚恋愛
露骨に嫌悪感を出す麗香に、美世が苦笑する
「私が知るのは四人だけど、まだいたのかも。ただ、四人の中で私は一番頭が良かったようですね」
「他の子は?」
「読者モデルの綺麗な子、全国大会に出場するくらいの子、あと、社長令嬢。中小企業でしたね」
中々、バリエーションにとんでいる
誉められはしないが
「で、選ばれたのは社長令嬢」
「自分に得があるのが社長令嬢って、安易な男」
つまならそうに、麗香が新しいビールを開ける