結婚恋愛


熱いシャワーを浴びながら、美世は彬のことを思い出す

今まで、秘書として接してきた

上司と部下

ずっと、その関係のままだと思っていた

それが、自分でも気づかない内に特別な感情を抱いていた


「・・・今、私にできること・・・」


それを、今はやるしかない

彬とのことは、全てを終えてから考えよう

シャワーを止めて、美世は雑念を振り払った


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