結婚恋愛
耐える女と寂しい男


麗香のマンションに泊まって2日

微かに感じる彬との距離感

それを気にしながらも、美世は今、自分にできることをやろうとしていた


「これを、調べればいいんですか?」

「えぇ、お願いできる?」


秘書課の秘書たちに、美世はいくつか頼み事をしていた


「任せてください!」

「ありがとう・・・」

「私たち、社長がセクハラなんかしない、って分かってますから」


彼女たちを見ていると、彬は周囲の人間に恵まれていると思う


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