結婚恋愛


「じゃあね」


麗香は笑顔を浮かべて、秘書課を出ていった


「どうしたのかしら・・・?」

「麻生さん、ちょうど良かった」


美世が戻ってきていたことを知った佐野が、美世に早足で歩み寄る


「会議の日が決まりました」

「いつ?」

「1週間後の、12月1日です」


カレンダーを見て、美世が静かに深呼吸


「そっちの方は、進んでる?」

「順調、とは言い難いです」


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