結婚恋愛
秘書の女と社長の男


時間は待つことなく、足早に過ぎていく

会議は、明日にまで迫っていた


「麻生さん、帰りですか?」

「えぇ、少し用があるけれど、それが終わったら帰るわ」

「いよいよ明日ですね。頑張りましょう!」


気合いを入れる秘書課の面々に見送られ、美世は会社を後にした






ホテルのバーで、美世は待ち合わせの相手を見つける


「お待たせ」

「よっ!」


既にお酒を飲んでいる松崎 透


< 527 / 706 >

この作品をシェア

pagetop