結婚恋愛
秘書の女と社長の男
時間は待つことなく、足早に過ぎていく
会議は、明日にまで迫っていた
「麻生さん、帰りですか?」
「えぇ、少し用があるけれど、それが終わったら帰るわ」
「いよいよ明日ですね。頑張りましょう!」
気合いを入れる秘書課の面々に見送られ、美世は会社を後にした
ホテルのバーで、美世は待ち合わせの相手を見つける
「お待たせ」
「よっ!」
既にお酒を飲んでいる松崎 透