結婚恋愛
「へ、変な女って・・・」
「ともかく、安心するな、ということよ。あの男、馬鹿みたいに女慣れしてんだから」
ぶつぶつと文句を言う麗香に、美世は苦笑
「まぁ、話は変わるけど、クリスマスプレゼントに欲しいものくらい、あるでしょう?」
「欲しいもの・・・・・・」
すぐに浮かばなくて、美世は考え込む
よくよく思い出してみれば、美世はクリスマスをあまり重要視をしたことはない
実家でも、クリスマスだから特別に何かをする、ということもなかった