結婚恋愛


「それは本気でいらないわ」


さすがの美世でも遠慮したい

そんなことを話しながら、美世と麗香は秘書課についた


「加藤、佐野、何をしてるの?」


秘書課の面々が、何やらやる気を失っている


「やっぱり、若い子が好きなのよ、男は」

「何を言ってるのかしら?」


仕事をサボる加藤の頭を叩いて、美世はこの状況について尋ねる


「痛いです・・・」


加藤が恨めしげに美世を見上げる


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