結婚恋愛


クリスマスに欲しいものがないのは本音だが、クリスマスを一緒に過ごしたくないわけではない

むしろ、過ごしても良いと・・・思う


(でも・・・そんなこと、恥ずかしくて言えるわけないじゃない!!)


そんなことを言う自分も、想像できない


「あ、麻生さん・・・?」


デスクに頭を叩きつける美世に、恐る恐る加藤が声をかける


「大丈夫ですか?」

「・・・大丈夫。何も問題ないわ」


冷静になって、美世は赤くなるおでこをさする


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