結婚恋愛


唇が重なって、美世が瞳を閉じようとすると、その瞳が大きく見開かれた


「ちょっと・・・!」


彬の手が服の中に入ってきて、美世は慌てて抵抗する


「ダメ?」

「だ、ダメって言うか・・・ここ、で?」


リビングの床に倒れ込む2人

けれど、戸惑っているのは美世だけ


「ベッドの方がいい?」


優しく微笑む彬に、美世が真っ赤になる


「し、知りませんッ」


真っ赤になりながら、美世は彬の体を押し退ける


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